元気なうちに皆様方に感謝の気持ちを・・
「私がまだ元気なうちに皆様方に感謝の気持ちをお伝えしたく」
コマツこと株式会社小松製作所の
安崎暁(あんざきさとる)元社長が、日本経済新聞2017年11月20日付朝刊に出稿した広告が話題になった。
安崎暁さんは新聞広告で、胆嚢がんで転移もしていることを明かし、
QOL(クオリティ・オブ・ライフ)を優先することを理由に、副作用があるような延命治療は行わないとの考えを示しています。
安崎さんの“終活”には、「理想的な終活」「まねできない」「潔い生き方」「かっこいい」といった反応があった。
感謝の会を終え、記者会見した安崎さんは
「残された時間を充実させ、『人生楽しかった!』と思いながら棺おけに入りたい」と話した。
個人で会を企画した理由については「会社に頼んだら私の希望とは関係なく儀礼風になる。せっかく来てもらうなら、楽しく帰ってもらおうと考えた」との事。
人生の終わらせ方は人それぞれ・・
「ひっそりとこの世を去りたい」という人もいるだろうし、
「元気なうち感謝を伝えたい」というのも一つのモデルケースになろうだろう。
ただ、普段から<生き方>と同じように<死に方>も考えてないと安崎さんのようにはいかないだろう。