《遺言》そもそも遺言って何?

遺言とは、


私有財産制度の下、

「所有財産の処分の自由(人生最後の意思表示)」を遺言者の死後にまで認める制度


・円満な相続争いのない相続を実現するために用意する。
・財産を整理して、その承継者を決め、その意思表示をする。
・満15歳に達した者は遺言をすることができる。
…民法961条


対策①

自分の持ち物の処分は、自分で処分できるのが当り前だが、死んだ後は自分の意思を表示できないので、法律の定める<要件>を備えている遺言書ならば、故人の意思として認められるというものである。 

⇒<要件>通りに作成しないと認められないので、司法書士や行政書士のアドバイスを受けて、「公正証書遺言」がおすすめ。


対策②

交通事故、心臓病や脳疾患などの突然死、痴呆など、自分の意思を表示できないままこの世を去ってしまうのではなく、今のうちに準備しておきましょう。  

⇒誰しも明日どうなるかわからないので遺言書を作成するチャンスは「今」しかない。

2017年12月22日