【相続】相続トラブルの典型例


■相続トラブル増加中


死亡者の増加に伴い相続トラブルも増加傾向である。
争いにならなくても、相続人の間で感情のしこりを残して、幕引きすることも多い。


相続人に関するトラブル例


・相続人の中に連絡がつかない者がいる
・相続人に胎児がいる
・相続人の中に未成年者がいる時の代理人
・籍を入れてない内縁の夫・妻がいる
・親族も知らない人と再婚や養子縁組していた

 


遺産分割に関するトラブル例


・「家」以外に分けられる財産がない
・本来あるべき財産がなかった
・3ヵ月過ぎてから督促状がきて借金を把握した
・故人のために色々世話をしたのに寄与分がない
・先祖代々の畑や山を一人の後継者に継がせたい

 


遺言書に関するトラブル例


・遺留分を無視した遺言書が見つかった
・遺言書に不備があり効力が疑義がある
・遺言書に書いてない財産がみつかった

 


その他のトラブル例


・死亡保険金があまりに多額である
・家業の自社株が相続財産になる
・音信不通の相続人が相続分を第三者へ譲渡してしまった
・先妻と後妻ともに子供がいる時

 


まとめ


ここに挙げたのは代表例だが、相続ごとに色々と問題点は出てくる。民法の規定で解決できるものと、話し合いで解決しなければならないものなど、問題の切り分けをして遺恨を残さないカタチで相続を完了させたいものである。

 

 

 

2017年12月22日