IP電話の勧誘は要注意!!


「電話代が安くなる」と勧誘されてIP電話にしたけど・・・

「電話代が安くなるどころか高くなった」とか、「今まで使っていたサービスが使えなくなった」などの相談が消費生活センターに多く寄せられているとの事です。

 

IP電話は、従来の電話と同じような通話ができるが、専用の電話回線を利用せず、インターネット回線を利用して、音声をデジタル信号で送受信する仕組みです。

よって

●IP電話にするには、インターネット、プロバイダー契約を求められるので、NTT固定回線の月額利用額と比較すると2倍以上の料金が発生することになる。

●備え付ける機材のリース代、または、買取代も請求させることがある。

●災害時や緊急時に行政や病院と緊急連絡ができる「緊急通報サービス」が利用できなくなることがある。

●災害等で停電になると使えない

などなどを考慮する必要がある。

 

悪質な業者は、不利益になることは一切触れずに、月額利用料金が安くなるとか、無料通話がついてくる、TV電話もできる、など利益しか語らず、お客様にとって本当に必要かどうかなどお構いなしに契約を迫ってくる。

たしかに、ビジネスの世界でIP電話は著しく浸透しているが・・


年配の方に、IP電話の契約で一番気を付け欲しい点は、

「IP電話は、一部の電話番号へ電話をかけることができません。

緊急通報(110/118/119など)のほか、

フリーダイヤル(0120)や特殊番号(0570/0990など)への

発信もできない仕様になっている」ことです。

 

110:警察

119:消防・救急車

へ連絡できないという意味を充分に考慮して契約をしましょう!

 

 

2017年10月01日